日本城郭協会が50周年の節目を迎えるにあたり、2017年4月6日に新たに認定した「続日本100名城」のうち、群馬県にある上州真田三名城である「沼田城」「名胡桃城跡」「岩櫃城跡」をまわるツアーです。
歴史に詳しい講師がガイド役をつとめ、バスで効率よく3ヶ所の城跡を巡ります。
講師作成の資料や記録帳もあり、名城の魅力にじっくり浸れます。
また三城に加え、真田信之の正室であった小松姫の墓がある正覚寺へもご案内。
日帰りなのでおひとりでも気軽に参加できます。
参加者にはツアーオリジナル名城記録帳をプレゼント!
・貸切バスでのツアーのため、交通手段が限られて個人ではアクセスしにくい場所も、効率よく巡ることができます。
・お城の記録帳が付いていますので、旅の足跡や思い出を保存できます。
・参加者の多くがおひとり参加のため、おひとりでも同じ趣味の方と会話も弾み、楽しく過ごせます。
・歴史に精通した専門の講師がツアーに同行し、わかりやすくご案内します。
・同行する講師作成の、見学内容が詳細に記載された「オリジナルレジュメ(資料)」付きです。
出発月 | 2020年8月~9月 |
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旅行日数 | 日帰り |
出発地 | 東京23区 |
目的地 | 群馬 |
交通機関 | バス |
食事 | 朝食:0回/昼食:1回(内、弁当1回)/夕食:0回 |
解説を聞き逃さないガイディングレシーバー付き!
続100名城に選定された真田ゆかりの城「岩櫃城跡」「沼田城跡」「名胡桃城跡」を歴史講師の解説付きでじっくり見学します。また真田信之の正室小松姫の墓がある「正覚寺」もご案内いたします。
ツアー担当者:丹治 祥子
吾妻八景を代表する景勝地として知られ、標高約800メートルの岩櫃山の東面の中腹にある岩櫃城跡。軽いハイキング気分と眺望が楽しめます。
岩櫃城の築城の時期や築城者は不明ですが、中世に築かれた山城で、山の岸壁を自然の城壁として本丸など主要部分を守ったとされています。戦国時代に真田幸隆によって落城され、以降は真田氏の城として、上田城と沼田城を結ぶ真田道の交通の要衝として使われました。
平安時代末期から、この地を支配してきた沼田顕泰によって築かれた沼田城。天正年間に小田原北条氏滅亡後、改めて沼田領を与えられた真田昌幸の嫡男、信幸(のちに信之と改名)が初代沼田城主となりました。
城と城下町の整備に力を注ぎ、慶長年間には五層の天守閣が完成していましたが、徳川幕府により破却され、現在は本丸と二の丸部分が公園として整備されています。
利根川と赤谷川の合流地点にあった名胡桃城は、天正年間に真田昌幸によって現在の城址に築城されたといわれています。沼田城同様、北条氏と真田氏の争いに翻弄された城となってしまい、北条氏の滅亡の後に廃城となりました。
平成27年にNHK大河ドラマ「真田丸」の撮影のため、一部を復元する保存整備工事が行われ、現在は歩きやすく散策にぴったりのコースとなっています。